API開発戦略

React Routerはアプリケーションの基盤となるものです。Reactのエコシステムが進歩するにつれて、動作とAPIを調整および強化できるようにしながら、新しいメジャーバージョンへのアップグレードが可能な限りスムーズに行えるようにしたいと考えています。

私たちの戦略と動機については、Future Flagsブログ記事で詳しく説明しています。

将来のフラグ

APIが破壊的な方法で変更される場合、将来のフラグで導入されます。これにより、次のメジャーバージョンでデフォルトになる前に、一度に1つの変更をオプトインできます。

• 将来のフラグを有効にしない限り、アプリに変更はありません
• このフラグを有効にすると、その機能の動作が変更されます。

現在および将来のすべてのフラグは、最新情報を把握できるように将来のフラグガイドに記載されています。

不安定なフラグ

不安定なフラグは、まだ設計および開発中の機能に対して、ユーザーが利用できるようにすることで、適切なものにするためのものです。

不安定なフラグは、本番環境での使用は推奨されません。

• 予告なしに、またアップグレードパスなしに変更される可能性があります。
• バグが含まれている可能性があります。
• ドキュメント化されていません。
• 完全に破棄される可能性があります。

不安定なフラグを選択した場合、ユーザーではなく、プロジェクトの貢献者になります。ご協力に感謝しますが、新しい役割にご注意ください！

現在の不安定なフラグについては、CHANGELOGにご注目ください。

新機能のフローの例

新機能の決定フローは次のようになります（この図はRemix v1/v2に関連していますが、React Router v6/v7にも適用されます）。